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今週はオークスである。週初の考察として気になる馬を挙げたい。天皇賞の時も、
スズカマンボは週初から気になっていたし、京王杯の、
オレハマッテルゼにしても、週初から気になっていた。
この週初のインスピレーションは大切にしたい。
桜花賞馬がマイル路線を選択、この時期の牝馬にとって過酷ともいえる、東京2400m戦となれば波乱は必至である。過去のオークスを振り返っても、
2004年 1番人気 ダンスインザムード 4着
2003年 1番人気 アドマイヤグルーブ 7着
2002年 1番人気 シャイニンルビー 5着
2001年 1番人気 テイエムオーシャン 3着
というように、ここ4年間、一番人気馬が連にすら絡んでいないのである。(2000年はシルクプリマドンナで1着だったが‥)原因は、桜花賞とレース自体全く適性が違う事にある。距離適性、体調、コース適性を問題にしなくていい程に、馬の競走能力が、スバ抜けて他馬に抜きん出ていればいいが、同世代の、この時期の牝馬で、それは非常に酷な難しい条件である。
今年の登録馬についても、2400mを経験している馬は一頭もいない。そこそこ人気するであろうエアメサイア、エイシンテンダー、ショウナンパントルについては1600mまでの経験しか無いのである。2000m以上の特別戦での連帯実績馬といえば、ジェダイト、シーザリオ、ディアデラノビア、ブリトン、レースパイロットの、僅か5頭だけしかいないのである。
今の所、多分シーザリオが、圧倒的に人気するであろう。しかし去年までの事を考えると、ここまで人気すると心配だ。
逆に人気の盲点になりそうな馬が気になる。前哨戦のレースビデオを見ながら、月曜日の段階で、一番気になっている馬がいる。めちゃめちゃ気になる。実力的には上位人気馬と全く遜色ないのに、多分人気は6人気~8人気になるだろう。おいしい穴馬である。
その馬は、
ジェダイトである。
鞍上も日曜日に新潟でGⅢを制覇して気を良くしている藤田である。札幌2歳Sでは、あのダンツキッチョウと2馬身差、阪神JFでは、初めての後方からのレースも、勝ち馬と2馬身差、紅梅Sは出負けして後方からの競馬も勝ち馬に1馬身半差と常に上位を賑わしており、レース振りの不安定さから着順こそ不本意だが、決して力差は感じさせなかった。
圧巻はエルフィンSだ。藤田騎乗で好スタートから折り合いながら先行して4コーナー回って直線いい脚で伸びた。外から来たエアメサイアにアタマ差交わされたが、内外離れていた為、馬が気を抜いたもので、馬体を併せていれば、多分もう一伸びして振り切っていたと思う。今回多分そこそこ人気を集めるであろうレースパイロットには完勝しており能力の高さを示したレースだった。
次走のフィリーズレビュー1400mは、パドックで入れ込み気味で万全じゃない状態であり、又1400mの距離はややペース的に合っていない(距離は長いほうがいい)のに、ラインクラフト、デアリングハート、エアメサイア、ディアデラノビアといった面々に1馬身差以内のゴール。
続く忘れな草賞は2000mに距離延長で鞍上も藤田に戻った。好スタートから終始2番手で折り合い、直線ブリトンを交わして完勝。桜花賞と同日の為、ローテーション的には桜花賞から直行組と同じで連対馬の70%以上を出しているローテーションだ。
体調さえ問題なければ、好勝負できると思う。藤田に今年1つ目のGⅠをプレゼントする馬かもしれない。それ程可能性に期待している。
あと気になる所では、忘れな草賞2着の
ブリトンだ。先行して2000m、ジェダイトには交わされたが直線で差し返す素振りも見せており、なかなかしぶとい脚を使った。
次走のスイートピーSでは期待していたが、出遅れて後方12番手からの競馬で、直線内を狙うが何度も前が壁になって追えず、それでも馬は前の馬を交わそうとしていたが、最後前が開いたときには、レースは終わっていた。それでも2馬身差の5着と能力の高いところは示した。出遅れと自分のレースが出来なかった事、直線の壁の不利、等で参考外のレースであり、まだ底を見せていない。
鞍上は京王杯でウインクリューガーでの消極的な中途半端な騎乗を嫌気されたのかどうかは判らないが、武幸四郎から田中勝春に乗り変わるのもプラスであろう。ヤマニンゼファー以来GⅠ勝ちから見放されている勝春だが、今回は乗り方によってはチャンスもあると思う。
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