<好球必打>篠崎屋の年初来高値更新につきたい (株式新聞) 篠崎屋 <2926> が反発し、3月28日の年初来高値13万4000円を更新。この高値更新についていきたい。同社は豆腐の製造および小売りチェーンを展開するが、株価は、2月21日の年初来安値9万5500円を、昨年12月に付けた9万1700円を株式分割落ち後の最安値に対する2番底とした上昇基調が続いている。特に、4月に入って全般相場が軟化する中でも下値を切り上げる強い展開にあり、19日は全般反騰局面となったことで、同社株の上値を買う動きが強まったもよう。
先行き強気とするポイントは、3月から貸借銘柄となり投資家の売買が手軽に出来始めたこと。主力の豆腐小売りFC「三代目茂蔵」店は開設が急拡大中で、業績の大幅増収増益が続いているが、経営支援や業務提携によるM&A(企業の合併・買収)戦略を積極展開することで業容拡大ピッチの加速が期待されることだ。直近では、3月下旬には全国400以上の大規模農業生産者とのネットワークを有する(株)ナチュラルアートの株式取得するとともに業務提携し相互に商材の販売などを行うと発表。今月4日には同日に民事再生手続き開始を申し立てた総菜販売の(株)ミムロへの経営支援を発表、そして、14日には4日に民事再生手続き開始の申し立てをしたサッポロ巻本舗への経営支援を開始すると発表している。
篠崎屋の歴史
樽見社長の本